人は、どんなに多く人と付き合っても、結局は自分の内面を満たしてくれる「アイデンティティ(本来的自己)」を確認するまでは精神的な安定は得られない。


個人のアイデンティティとは、なにもその個人が自律的に獲得するものではなく、他者を介して、他者の中で形成されるものである。


属性が決まらないような生活をしていると個人のアイデンティティは確実に、拡散・多元化してゆく。